最近よく聞く「SDGs(持続可能な開発目標)」とは何だろう?
最近、新聞やテレビ、webニュースでよく聞くようになった「SDGs(エスディージーズ)」という言葉
少しずつではあるが認知度も上がってきているようだ!
では、「SDGs」とは何かと聞かれるとちゃんと答えることが出来るだろうか?
そこで今回は、「SDGs」とはなにか 、「SDGs」が掲げている目標の紹介と解説をしていくゾ!
「SDGs」とは
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、「国際社会共通の目標」の事で、このサミットで2015年~2030年までの長期的開発の指針として、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。この文書の中核である。「持続可能な開発目標」を「SDGs」と呼んでいるゾ!
「持続可能な開発目標」とは
SDGsは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されている!
それぞれをアイコンとともに、紹介・解説していくゾ!
これが「17の目標」だ!また、目標に付随する「169のターゲット」があるゾ!
例:「目標1:貧困をなくそう」に付随するターゲット
1.1:2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
1.2:2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。
1.3:各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。
1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。
上記の様に、「17の目標」に対し、それらを達成するために必要な具体目標が、それぞれ5から10程度、計169設定されているゾ!
流石に全ては、表示できないので詳しいターゲットはこちら⇒「169のターゲット」
なぜ「SDGs」が話題に?
きっかけは2006年、当時の国連事務総長であるアナン氏が金融業界に向け、責任投資原則(PRI)を提唱したことだ!
1.私たちは投資分析と意志決定のプロセスにESGの課題を組み込みます。
2.私たちは活動的な(株式)所有者になり、(株式の)所有方針と(株式の)所有慣習にESG問題を組み入れます。
3.私たちは、投資対象の主体に対してESGの課題について適切な開示を求めます。
4.私たちは、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるように働きかけを行います。
5.私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるために、協働します。
6.私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します。”
(「責任投資原則」より)
難しい言葉が出ているが、提唱されたのは、機関投資家(大規模な投資を行う企業・金融機関などの投資家)が投資の際に、
ESG「環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)」の課題を反映させること。つまり、投資家は企業への投資をする際に、その会社の財務情報だけを見るのではなく、環境や社会への責任を果たしているかどうかを重視すべきだという提言が国連によってされたのだ!
日本国内では、2010年に世界最大級の機関投資家であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がPRIに署名。
日本企業は機関投資家から、汚染物質の排出状況や商品の安全性、供給先の選定基準や従業員の労働環境などといった、ESGにもとづく非財務情報の開示を求められるようになったゾ!
これをきっかけに、投資を受ける日本企業の間にも、もっとESGを考慮しようという動きが広まり話題となっているゾ!
いかがっだっただろうか?今回は、「SDGs」の基本について紹介と解説を行っていった!
次回は、SDGsに取り組む事により企業にどの様なメリットが有るのかを紹介していくゾ!
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