Wi-Fiのセキュリティは大丈夫?「暗号化方式」でセキュリティ強化!

 

多くの方が仕事や個人のインターネットを利用する際にWi-Fi(無線LAN)を利用しているのではないだろうか?最近では、Wi-Fi6も出てきており、無線回線でもインターネット回線速度が安定した速度での利用が可能となっているゾ!
しかし、利用中のWi-Fiのセキュリティは、本当に安全だろうか?もしかすると「回線のタダ乗り」をされてはいないだろうか?

Wi-Fiはとても便利ではあるがセキュリティを意識して利用する必要があるゾ!

そこで今回は、Wi-Fiの「暗号化方式」について紹介・解説していくゾ!

Wi-Fiに「暗号化」は必須!

まずは、基本についてだ!

Wi-Fiは無線で利用する分データの盗聴や不正侵入のリスクが非常に高い!これらの被害を防ぐための仕組みが「暗号化」と「認証」だ。
「暗号化」はデジタルデータを第三者が解読できない状態に加工することで、第三者から解読できない文字列に変換してしまうゾ!
Wi-Fiの通信内容を第三者に傍受されないために、暗号化は欠かせないゾ!

「認証」は利用者が正規であるか確認することだ。サービスへのログイン時にIDとパスワードを入力するのも認証だ。
Wi-Fiにおける認証は、IDやパスワードのほか、MACアドレスや電子証明書などがあるゾ!

暗号化の種類

次は、暗号化の種類についてだ!Wi-Fiを一度でも設定したことがあれば目にしたことがあるはずだ!
Wi-Fiセキュリティ向上には非常に大切な事だ!

WEP

WEPは「Wired Equivalent Privacy」の略で、最初に登場した暗号化技術だ。
WEPキーという鍵を使った共通鍵暗号方式となっている。

Wi-Fiセキュリティでは古い暗号化方式となっている。また、脆弱性があるため現在はほとんど使われていない。
鍵データの生成が簡単で、仕様上同じパスワードを使い続けるため、パスワードが簡単に解読されてしまう。
また、データが改ざんされても検知できないという弱点もあるゾ!

WPA

WPAは「Wi-Fi Protected Access」の略で、WEPの次に登場した暗号化技術。
WEPがもつ脆弱性を改善する目的で開発。WEPに対応した多くのデバイスで使える技術なため、入れ替えも容易となっている。

WEPでは同じパスワードを使い続けるという弱点があったが、WPAではその点を改善、一定時間ごとにパスワードが変更されるようになっているゾ!※この暗号化方式はTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)と呼ばれるゾ。

しかし、脆弱性は残っている!あくまでWEPに改良を加えたものに過ぎず、WPAもセキュリティ的に万全ではないゾ!

WPA2

次がWPA2「Wi-Fi Protected Access 2」
WPAに残っていた脆弱性を全面的に排除することを目指して作られているゾ!

WPA2から、AES(Advanced Encryption Standard)という暗号化方式を使っているゾ!
AESは米国政府で使われている共通鍵暗号方式で、これに基づいて暗号化したデータは解読不可能と言われている。

現在主流の「暗号化方式」となっており特別な事がなければWPA2での接続が推奨されているゾ!

WPA3

WPA2の脆弱性を補完するため作られた暗号化方式となっているゾ!
2018年に登場し対応機器も出回り始めているゾ!

いかがだっただろうか?
Wi-Fiは便利な反面、セキュリティリスクも高いネットワークセキュリティはイタチごっこ状態となっており。
こういった暗号化の脆弱性が狙われやすくなっている。また少し探せば古い暗号化方式を突破できるツールなどもあり、自宅や会社のWi-Fiに不正アクセスやタダ乗りといった被害も出ている。こういったセキュリティリスクを軽減するためにも規格の更新などはしっかりと知っておく必要があるゾ!

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